
インターネットが発展し、海外の情報などを取得することも容易になりました。世界はますます小さくなり、私たちはグローバル化していかなくてはなりません。そして、その先には、きっと楽しく充実した世界が広がっているはずです。そうした意味で「世界人になろう!」と提唱する「ONECOSMOPOLITAN」ですが、世界人になるためには、より深く海外を理解しなくてはなりません。そうした理解は、私達日本人に多くの気づきを与えてくれるはずです。
そこで、本記事では台湾の文化について、「日本在住の台湾人」にインタビューし、徹底解説します。文化を知ること自体楽しいものですが、文化を知ることは移住はもちろん、留学、長期滞在から旅行にまで活かすことができるはずです。是非、参考にしてみてください。
台湾基本情報|データで見る住みやすさ
台湾の基本データ(2025年版)
項目 | 詳細 |
正式名称 | 中華民国(台湾) |
人口 | 約2,340万人 |
首都 | 台北市(人口約260万人) |
面積 | 約36,000km²(九州とほぼ同じ) |
通貨 | 新台湾ドル(TWD)|1TWD = 約4.6円 |
公用語 | 中国語(繁体字)、台湾語 |
平均気温 | 北部:22°C、南部:25°C |
日本人にとっての台湾の魅力(2025年調査)
- 親日度: アジア1位(日本好感度92%)
- 治安の良さ: 世界治安ランキング2位
- 医療水準: アジア3位(国民健康保険制度あり)
- 生活コスト: 東京の約60-70%
日本語通用度: 高齢者の約30%が日本語理解可能

プロフィール
Jason ジェイソン(台北出身)
日本のアニメが大好きなジェイソンは、ご両親の転勤を機に台湾〜シンガポール〜日本を渡り歩いてきました。現在はサスティナビリティを学んでいて、環境問題にも造詣が深い自然派の英語講師。

台湾ってどんな国? 日本からのイメージ
さて、台湾といえば、アジアの中でも日本人が最も親しみを感じる国の一つです。非常に親日な方が多く、日本語が話せる方も多いです。例えば、首都である台北市のタクシーでは日本語の広告が流れているほどです。
そのため、旅行先として人気があります。穏やかな気候で、絶景あり、美味しい食事あり、と多くの日本人を楽しませてくれます。
また、英語のレベルは日本人と同程度とも言われていますが、最近では話せる人が増えています。お互いに母国語でない言葉を使うことは、ときにコミュニケーションを円滑にします。コミュニケーションにおいて「おや?」と感じたら、英語を使ってみてはいかがでしょうか?

台湾で暮らす/台湾に行くメリットについて
●メリット1:食事が美味しい
まず、真っ先に上げたいのが、食事の美味しさです。生活する上で、食事が合うかどうかは非常に重要なポイントとなります。その点、台湾の食事は日本人の口に合うものが多く、生活を豊かにしてくれるはずです。日本から進出している飲食店も多く、慣れ親しんだ味を気軽に楽しむこともできるでしょう。
●メリット2:暮らしやすい気候
温暖な気候でとても暮らしやすいのも台湾の特徴のひとつ。寒い季節は1年の中でほんの数週間で、それ以外は暖かいです(当然、暑い時期も多いですが、それも湿気の関係か日本と比べると過ごしやすいという声が多いです)。また、「花粉がない」という点も人によっては大きなポイントになるのではないでしょうか。
●メリット3:親日である
台湾の発展に日本が寄与した期間があることもあり、親日家が非常に多いのが台湾で暮らすメリットです。日本人を快く受け入れてくれますし、日本人であることで一目置かれることもあるほどです。日本語が通じることも多く、困ったら日本語で説明してみても良いかもしれません。

さて、リサーチすると以上のようなことがわかりますが、実際の文化・考え方はどういったものなのでしょうか。そこで、日本在住の台湾人に話を聞きました。これだけは知っておきたい台湾の文化について、習慣、コミュニケーション、プレゼント、食文化といったキーワードでインタビューしています。是非、参考にしてみてください。
知っておきたい台湾の文化(習慣)
―日本人にびっくりされた台湾の習慣は?
まずはBetel uutという果物を食べるということだね。これは中国の南東部や台湾で有名なフルーツで、とってもユニークなんだけど、めちゃくちゃ不健康なんだ。ブルーカラーの人たちがよく食べてるかな。Betel nutを噛んだあとは赤い果汁が出てきて、口の中が真っ赤になるんだ。まるで血を出してるみたいな。これを噛んだ後にみんな道端に唾を吐くから、街中が血に染まってるみたいな光景を見ることがしばしばあるよ。これは日本人だけじゃなく、台湾を訪れた外国人はみんな本当に驚いているよ。
このBetel nutはタクシー運転手が良く食べているんだ。彼らも所得が少ないからね。あまり知られてないかもしれないけど、台湾のタクシーは本当に安いんだよ。例えば日本で5,000円かかる距離でも、台湾だと200ドル、日本円にすると大体800円くらいかな。台湾は公共交通機関がまだ発展途上で、少し不便だから、台湾人にとっても、安くて便利な交通手段としてタクシーはよく使われているんだ。でも、中にはカスタマーサービスがあまり良くないタクシーもいるから、もし台湾に来てタクシーを使うときは注意して!

2つ目はポイ捨てが多いことかな。日本と比べると街がかなり散らかってると思う。これは台湾の中でも本当に大きな問題になっているんだ。環境にも良くないしね。台湾はこの10年間、開発があまり進んでいないという事実もあり、台湾の人の中ではその辺りの認識が薄いんだと思う。それ以前は急速に経済成長をしていたんだけど、この10年ほどは停滞。それと同様に教育レベルも残念ながら落ちてしまっていると思うよ。
次は、これは日本人も同じだと思うけど、先祖を大事にするということかな。これは台湾ではとても一般的で、1年に何度も御詣りに行くんだ。宗教の習慣ではないけれど、日本人も同様にお墓にお参りに行くでしょ? それと同じようなもの。

お参りにいく時には、金色の紙を燃やすんだ。これは、亡くなった人が天国で不自由なく暮らせるように、天国で使えるお金を送っているという意味があるんだよ。たまにこの金の紙をみんなが一斉に燃やしすぎて、道路が封鎖されるなんてことも起こるんだ。笑
最後は生後1ヶ月の赤ちゃんをお祝いすること。これも台湾や中国ではとっても一般的なお祝い行事なんだ。日本でも同じようなものがあるって聞いたことあるけど、どの国にとっても赤ちゃんは宝物だからね。
知っておきたい台湾の文化(コミュニケーション)
―日本に来てびっくりしたコミュニケーションがあれば教えて。
日本では話をするときに周りくどい言い方をしたり、ダイレクトで話題に入ることは少ないよね。それにはびっくりしたよ。いろんな説明を細かくしてから、最後に結論を話すやり方だよね。台湾ではそういう人はあんまりいないかな。基本的には直接トピックに入ることがほとんどだよ。
特に日本の”クレーマー”はその傾向が強いイメージがあるかな。台湾ではこういう人はほとんど見たことがなくて、本当にストレートに話したいことを話すし、何かダメなことをしたら、何がダメなのかをすぐに伝えてくれるんだ。台湾の人は、このダイレクトなコミュニケーションに慣れているから、日本人からしたらちょっと直接的すぎるコミュニケーションの仕方なのかもしれない。
―台湾では、食事のときに何について話すことが多い?
僕は食事の時にあまり話す方ではないんだけど、台湾の人々は政治について話すのがとっても大好きなんだ。日本ではあまり政治のことを話す機会はないよね? 10代の若者は特に。でも台湾では誰でも、10代の若者でさえ政治の話をするんだ。時には「あなたは誰に投票したの?」なんて聞かれることもあるよ。台湾の人々は本当に政治に関心があるんだ。
政治以外だと毎日のニュースとかかな。あとは若者ならテレビ番組や歌手、アイドルについて。大人は経済、株、投資について良く話しているよ。台湾の人は特に投資が大好きなんだ。これといって利益はあげてないと思うけど笑
知っておきたい台湾の文化(プレゼント)
―台湾では、友人・家族にどのようなプレゼントをあげる?
赤い封筒です!何か良い仕事をしたとき、安全を求めている時、これにお金を入れて渡しているよ。日本で言うお年玉みたいなものかな。おじいちゃんやおばあちゃんの家を訪ねると、彼らはこの赤い封筒をくれるんだ。彼らはいつでも準備しているんだよ。誕生日とかお正月とかにね。結婚式でも使えるよ。あとこれは日本でもそうかもしれないけど、多くの親は子供たちに祖父母に赤い封筒をもらってくるように指示するんだ笑
そしてこの赤い封筒にはいつも希望の言葉が書いてあるんだ。それらは文字通り中国のイディオムで、「幸運」を意味しているんだよ。中にお金を入れなくても、ただの贈り物として使うことができるんだ。

―台湾で、記念日に食べる食事は?
生後1ヶ月記念の時が一番わかりやすいんだけど、この時には油飯をお弁当箱に入れて食べるのが伝統的なんだ。なんでお弁当箱を使うか、正確にはわからないけど、必ずお弁当箱に入れるんだ。この中には玉子とチキンスティックも必ず入っているんだよ。
あと、お年寄りのための記念日にはラーメンを食べるのが一般的かな。麺を食べることは長生きすることを意味するんだ。ちょっと想像できるよね。
そして台湾の新年の料理といえば、魚。絶対に魚料理を食べるんだ。これは毎年笑って過ごせるように。という意味があるんだ。理由はわからないけど。
知っておきたい台湾の文化(食文化)
―日本人にびっくりされた台湾の食事は?
臭豆腐かな。ほとんどの人が好きじゃないよね。でも台湾では人気のある食べ物なんだ。中には辛いもの、甘いものもあって、いろんなフレーバーが楽しめるよ。もし嫌いじゃなければぜひ試してみて。
あと、これもあまり知られてないかもだけど、台湾料理ではパクチーを多く使うんだ。トッピングとしても具材としても。日本人にはパクチーが嫌いな人も多いよね。これにはびっくりするかもしれない。
次に意外とびっくりされるのは、台湾にはベジタリアンが多くて、ビーガンレストランがめちゃくちゃ多いということ。でも台湾で暮らしていると、ビーガンレストランはとても一般的なんだ。道を歩いていれば、1ブロックに2つくらいはビーガンレストランを見つけられるよ。ほとんどの人は健康上や宗教的な理由でベジタリアンになるんだ。日本にはビーガンレストランがほとんどないから、彼らが日本に来たら食べるものに困っちゃうかもね。

――台湾で、お袋の味と言えば?
ほとんどの台湾人は、「ルーロー飯」と呼ばれるご飯の上に甘辛く煮込んだ豚肉が乗った料理が大好きだね。日本でも有名なんじゃないかな?伝統的な休日やお祭りの時は必ず出される料理だし、どの家庭のお母さんも、作り方を知っているよ。
あとは、肉まんや餃子かな。ほとんどの台湾人は餃子の作り方を知っているんだ。日本では焼き餃子がメジャーだと思うけど、台湾では水餃子の方が良く食べられているよ。スープに入っているやつね。
そして台湾ミートボール。これはとっても小さいミートボールで、しかも弾むんだ。 落とすとピンポン球のようにバウンドするんだよ。

知っておきたい台湾の文化(その他)
―台湾では休日どのように過ごすことが一般的?
これに関しては日本人とほぼ同じだと思います。台湾と日本は本当に文化が似ているからね。友達と遊んだりショッピングに行ったり食事に行ったり。そんなに変わらないと思うよ。でも、一つ違うとすれば、台湾人は頻繁に家族や親戚たちと集まって一緒に時間を過ごすんだ。日本人は年に数回しか実家に戻らない人がほとんどだって聞いたけど、僕は台湾に住んでいたときは週に1回は実家に帰っていたよ。もちろん、日本は大きいから帰るのが大変なのかもしれないけどね。あと、僕の家族や親戚はみんな台北に住んでいて、車で30分で会うことができたから楽だったんだけど。

―台湾では家の中でどのように過ごすことが一般的?
これもほとんど変わらないよ。YouTubeを観たり、テレビを観たりがほとんどかな。でも実は台湾のテレビや映画などのメディア産業は少しずつ衰退していっているんだ。10年前は有名な台湾出身の役者や歌手が多かったけど、今は中国で活動している人がほとんどで、台湾ではあまり見なくなっちゃったかな。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 日本の文化と近いと感じていた台湾ですが、意外と違うことが多くて驚いたのではないでしょうか? 彼らの文化を知ると、見えていなかった自分たちの文化にも気付かされますね! このように、異文化を知ることは、人生の幅を広げてくれます。その点、「英語」を学ぶことは、異文化を知ることを容易にしてくれるでしょう。
ワンコイングリッシュでは、日本在住の台湾人が英語だけでなく文化などについても教えてくれます。他の先生や生徒とコミュニケーションが取れるイベントも盛りだくさんで、台湾の文化を知ろうとしている方におすすめの英会話学校です。
体験レッスンも受付中ですので、是非活用をご検討ください。
台湾移住・長期滞在の実践ガイド
住居選びのポイント
エリア別特徴(台北市)
信義区(信義計画区):
- 台北101周辺の最新エリア
- 家賃:1LDK 月8-15万円
- 特徴:モダンな高層マンション、ショッピングモール充実
大安区:
- 日本人駐在員に人気
- 家賃:1LDK 月6-12万円
- 特徴:日本料理店多数、教育水準高い
中山区:
- 中心部へのアクセス良好
- 家賃:1LDK 月5-10万円
- 特徴:伝統と現代が混在、夜市も近い
台湾の住宅事情
アパートの特徴:
- ほとんどの物件が家具・家電付き
- 敷金は家賃の2ヶ月分が一般的
- エアコンは各部屋に設置済み
- 洗濯機はベランダ設置が標準
交通システムの利便性
MRT(地下鉄)システム
路線図:
- 6路線で台北市内をほぼ網羅
- 料金:20-65台湾ドル(90-300円)
- 運行時間:6:00-24:00
- 日本語アナウンスあり
悠遊卡(EasyCard):
- 交通ICカード(Suicaに相当)
- MRT、バス、レンタサイクル、コンビニで使用可能
- チャージは各駅で簡単に可能
その他の交通手段
タクシー:
- 初乗り:70台湾ドル(約320円)
- Uberも普及
- 深夜料金20%割増
レンタサイクル(YouBike):
- 30分10台湾ドル(約46円)
- 台北市内400箇所以上に設置
- 24時間利用可能
医療・健康保険制度
全民健康保険(国民健康保険)
加入条件:
- 居留証取得後6ヶ月で加入可能
- 月額保険料:約2,000-4,000円
- 自己負担:外来50-240台湾ドル、入院10%
医療水準:
- アジアトップレベルの医療技術
- 多くの医師が日本語または英語対応可能
- 薬局も充実(日本の薬も入手可能)
教育システム(子連れ移住の場合)
日本人学校・インターナショナルスクール
台北日本人学校:
- 小学部・中学部あり
- 年間学費:約60-80万円
- 日本のカリキュラムに準拠
インターナショナルスクール:
- American School in Taichung
- Taipei American School
- 年間学費:150-300万円
台湾と日本の文化比較
コミュニケーションスタイルの違い
言語コミュニケーション
項目 | 台湾 | 日本 |
表現方法 | 直接的、結論先行 | 間接的、状況説明重視 |
批判・指摘 | ストレートに伝える | 遠回しに表現 |
感情表現 | オープン | 控えめ |
沈黙の扱い | 居心地悪い | 自然 |
非言語コミュニケーション
台湾の特徴:
- ジェスチャーが豊か
- 声の大きさで感情を表現
- 身体的接触(肩を叩くなど)が多い
日本との違い:
- お辞儀の文化はない(軽く頭を下げる程度)
- 握手やハグが一般的
- 目を見て話すことを重視
働き方・ビジネス文化
台湾の職場文化
労働時間:
- 法定労働時間:週40時間
- 実際の労働時間:週45-50時間
- 残業は日本ほど長時間ではない
職場の人間関係:
- 上下関係は日本ほど厳格ではない
- 同僚との距離感が近い
- 飲み会文化は存在するが強制ではない
有給休暇:
- 法定有給:年7-30日(勤続年数による)
- 取得率:約70%(日本の約50%より高い)
食文化のより詳細な比較
食事時間とリズム
台湾:
- 朝食:6:30-8:30(外食が多い)
- 昼食:11:30-13:30(職場近くで簡単に)
- 夕食:17:30-19:30(家族と一緒に)
- 夜食:21:00-23:00(夜市文化)
日本:
- 朝食:7:00-8:00(自宅で軽く)
- 昼食:12:00-13:00(弁当またはランチ)
- 夕食:19:00-20:00(家族と一緒に)
外食文化の違い
台湾の外食頻度:
- 朝食:週5-7回外食
- 昼食:週4-5回外食
- 夕食:週2-3回外食
特徴的な食事場所:
- 早餐店(朝食専門店)
- 便當店(弁当屋)
- 夜市(夜の屋台街)
- 熱炒店(居酒屋風炒め物店)
台湾移住の手続きとビザ情報
ビザの種類と取得方法
観光ビザ
- 90日間ノービザ滞在可能
- 延長不可
- 出国後再入国で更新可能
居留ビザ
投資ビザ:
- 最低投資額:60万台湾ドル(約270万円)
- 有効期間:1年(更新可能)
就労ビザ:
- 台湾企業からの雇用証明必要
- 有効期間:契約期間に準じる
配偶者ビザ:
- 台湾人との結婚により取得
- 永住権取得への最短ルート
居留証(外国人登録証)取得
必要書類
- パスポート
- ビザ
- 健康診断書
- 財力証明書
- 住所証明書
- 証明写真
取得期間・費用
- 申請から取得まで:約2週間
- 費用:1,000台湾ドル(約4,600円)
- 有効期間:ビザに準じる
台湾生活の注意点とトラブル対策
よくあるトラブルと対処法
言語の壁
対処法:
- Google翻訳アプリの活用
- 中国語(繁体字)の基本学習
- 日本語が通じる病院・銀行の把握
台風・地震対策
台風シーズン(6-10月):
- 政府の台風情報アプリ「台灣颱風資訊」を活用
- 停電・断水に備えた備蓄
- 外出禁止令が発令されることもある
地震対策:
- 地震速報アプリの設定
- 避難場所の確認
- 家具の固定(賃貸でも可能な方法)
文化的なトラブル回避
宗教的配慮:
- 寺院での服装(肌の露出を控える)
- 線香の煙を嫌がらない
- 宗教行事への敬意
政治的話題:
- 中国との関係に関する発言は慎重に
- 台湾独立問題への言及は避ける
- 歴史問題への軽率な発言は禁物
2025年の台湾生活トレンド
デジタル化の進展
キャッシュレス社会
主要な決済方法:
- 悠遊卡(交通ICカード)
- LINE Pay
- Apple Pay / Google Pay
- 街口支付(台湾発のQRコード決済)
現金が必要な場面:
- 一部の伝統的な夜市
- 高齢者が経営する小店舗
- お賽銭・寄付
スマートシティ化
台北市の取り組み:
- 無料WiFi「TPE-Free」が市内全域で利用可能
- AI活用のバス運行情報
- デジタル住民サービス
環境意識の高まり
エコフレンドリーな取り組み
プラスチック規制:
- 2025年からプラスチックストロー全面禁止
- レジ袋有料化(1袋2-5台湾ドル)
- マイボトル持参割引制度
公共交通の電動化:
- バスの電気バス化率60%達成
- 電動スクーターのシェアリング普及
- 電気自動車充電ステーション拡充
まとめ:台湾ライフスタイルの魅力と可能性
いかがでしたでしょうか?台湾に関しては、日本と共通する部分も多そうですが、その中で少し違う文化があったりと、面白いですね。台湾での生活を想像すると、とてもワクワクします!その反面、海外生活ではコミュニケーションなどでの不安がつきものです。その点、少しでも「英語」に慣れておくと、その不安が半減しますよ。
台湾生活に向いている人の特徴
性格的特徴:
- オープンマインドで新しい文化を受け入れられる
- 直接的なコミュニケーションに抵抗がない
- 家族や人間関係を重視する価値観
- 食文化への好奇心と適応力
ライフスタイル的特徴:
- 温暖な気候を好む
- 夜市や屋台文化を楽しめる
- 公共交通機関の利用に慣れている
- デジタル機器の活用が得意
台湾移住成功のポイント
- 段階的アプローチ: 短期滞在→長期滞在→移住の順序で検討
- 言語学習: 中国語の基礎を身につける
- 文化理解: 表面的な知識ではなく深い文化理解
- ネットワーク構築: 日本人コミュニティと台湾人の両方とのつながり
- 柔軟性: 日本の常識にとらわれない適応力
2025年以降の台湾の可能性
台湾は今後も以下の分野で発展が期待されます:
- テクノロジー: 半導体産業を中心とした技術革新
- グリーンエネルギー: 再生可能エネルギーへの転換
- 観光業: ポストコロナの観光復活と多様化
- 教育: デジタル教育とバイリンガル教育の推進
台湾での生活は、新しい文化への挑戦であると同時に、豊かな人生経験を得られる貴重な機会です。ぜひこの記事の情報を参考に、台湾ライフスタイルの魅力を体験してみてください。
ワンコインイングリッシュでは、Jasonのような台湾出身の講師が英語だけでなく文化などについても教えてくれます。他の先生や生徒とコミュニケーションが取れるイベントも盛りだくさんで、台湾での生活を検討している方におすすめの英会話学校です。
体験レッスンも受付中ですので、是非活用をご検討ください。
【特別付録】台湾生活で使える中国語フレーズ集
日常生活フレーズ
- 你好 (ニーハオ) = こんにちは
- 謝謝 (シエシエ) = ありがとう
- 對不起 (ドゥイブチー) = すみません
- 不好意思 (ブハオイース) = 失礼します
住居関連フレーズ
- 租房子 (ズーファンズ) = 部屋を借りる
- 房租 (ファンズー) = 家賃
- 押金 (ヤージン) = 敷金
- 水電費 (シュイディエンフェイ) = 光熱費
食事関連フレーズ
- 好吃 (ハオチー) = 美味しい
- 不辣 (ブラー) = 辛くない
- 打包 (ダーバオ) = テイクアウト
結帳 (ジエジャン) = お会計