中国 海外の今を知る 人気急上昇中のTiktokで見る 中国で人気のSNSを徹底解剖!LINE・Googleに代わる旅行アプリをご紹介! 1年 ago Yoshiko Arakawa Butler 今や、私たちの日常生活に欠かせないものとなっているSNS。日本の隣国・中国でも、それは例外ではありません。ただここで、中国ならではの問題がひとつ。中国では、政府による厳しいインターネット規制があるため、LINEや、Instagram、Twitter、Facebook、YouTubeなど、普段私たちが親しんでいるプラットフォームの多くは使うことができないのです。GoogleやYahooの検索エンジンも使えず、Gmailも見られません。Google mapなどは使えてもバグが多いような状態。Skypeは有料プランでのみ、利用することができます。こうした状況を知らずに旅行をしてしまうと、いざ現地に着いてから困ってしまいますよね。でも、事前に準備をしておけば大丈夫!そんな背景から中国では独自のソーシャルメディアが作られ、急速なスピード感で発展しているからです。 今回の記事では、そんな中国で今絶大な人気を博しているSNSプラットフォームの中でも絶対に外せないトップ2とともに、人々がそのアプリをどのように活用し楽しんでいるかについて、ご紹介していきます。最後には、今や世界的大ブームとなったTikTokと中国の意外な関係や、同アプリの人気の秘密、今後の展望もみていきましょう! 目次 1. 中国版LINE!?オールインワンアプリ「WeChat(ウィーチャット)」2. 中国版X(旧Twitter)!?「Sina Weibo(シンランウェイボー)」3. 今や世界中で大人気!!「TikTok(ティックトック)」4.【まとめ】英語を活用して世界を広げませんか? 中国版LINE!?オールインワンアプリ「WeChat(ウィーチャット)」 WeChat(ウィーチャット)は、中国で最も人気のあるメッセンジャーアプリ。中国版のLINEともいわれています。開発・運用をしているのは中国の大手IT企業・テンセント社で、月間アクティブユーザーは12億人超え。 人気の理由は、「オールインワンアプリ」とも呼ばれるほどの多機能性にあるといえるでしょう。メッセージの送信だけでなく、オンラインショッピング、フードデリバリーの予約、タクシーの手配、モバイル決済、そして出会い系コンテンツまでこれひとつでまかなえてしまうため、多くの中国人にとってもはや手放せない存在に。企業がターゲット・ユーザーにリーチするためのマーケティング・ツールとしても活用されます。 中国版X(旧Twitter)!?「Sina Weibo(シンランウェイボー)」 中国版 Twitterと呼ばれることも多い、Sina Weibo(シンランウェイボー)。中国では、WeChat(ウィーチャット)に続いて人気のアプリで、月間アクティブユーザー数は5億5,000万人超え。SINA社が運営をしています。 メッセージの送受信に加え、写真や動画をフォロワーと共有できるというのが主な機能で、ニュースやセレブゴシップの情報収集や意見交換によく使われます。同国のセレブリティや芸能人の多くはアカウントを持っていて、投稿した内容はすぐさま拡散するのが特徴的。政府の厳しい検閲があるにもかかわらずニュース情報も充実していて、人々の貴重な情報源となっています。 こちらの記事もオススメ! 【日本在住台湾人に聞いた!】台湾で人気のSNSは?~ユーザーランキング・始め方・交流のコツ~ 今や世界中で大人気!!「TikTok(ティックトック)」 TikTokの機能はいたってシンプル。音楽に合わせたショートムービーを撮影・加工して投稿・閲覧できるというものですが、最大の特徴は豊富な加工機能やAIを利用した拡散力の高さにあるともいわれます。利用する上での手軽さやテンポの良さが若年層ユーザーのハートを掴み、急成長を遂げました。 でも、問題点もあります。コンテンツの悪用や流出、そして検閲の危険性が指摘されていて、賛否両論さまざまな意見が上がっているのです。実際2020年には、トランプ政権が同アプリの使用を米国内で禁止しようとして、このことが大きく報じられたほど。 その後もさまざまな論争はあるものの、このTikTokの人気は、今だ衰える気配がありません。このアプリから独自のトレンドが生まれ、ノンストップでミーム(インターネットを通して拡散されて流行っていく行動やコンセプトを指す専門用語)現象も起きていて、ReelsやYouTube Shortsといった類似アプリも登場しているのです。 ここまで中国で今人気のSNSトップ2をご紹介してきましたが、同国のアプリを語るうえで外せないのが、世界中で大ブームを巻き起こしている動画共有アプリTikTok(ティックトック)です。「TikTokは、実は国際版として展開されているバージョンで、中国本土版として展開しているものは「抖音(ドウイン)」といいます。月間アクティブユーザーは世界で10億人超え。そのうち8億人以上がアジア在住といわれています。 月間アクティブユーザー10億人という数字は、FacebookやInstagramでも8~9年ほどかけて達成したもの。しかしTikTokは、これをなんとわずか3年で実現!また開発1年目から1日あたり100万ビューという脅威の数字をたたき出していて、これも異例のスピードということで大きな話題を呼びました。運営会社のバイトダンス社はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、現在、世界のユニコーン企業のトップに君臨しています。 【まとめ】英語を活用して世界を広げませんか? 以上、今回は中国で今話題のSNSを厳選してご紹介しましたが、いかがでしたか?いざ現地についてから困らないように、事前に知識を入れておくことは大切ですよね。 それは語学の準備でも同じこと。普段から英語を身につけておけば、急に旅行や出張で海外へ行くことになっても、落ち着いて対応をすることができます。 英会話スクール「ワンコイングリッシュ」では、日本在住の外国人が英語だけでなく文化などについても教えてくれます。他の先生や生徒とコミュニケーションが取れるイベントも充実。国際的なコミュニティに参加してみたい方にもおすすめです!気になったら、まずは「体験レッスン」を申し込んでみてください!! この記事を書いた世界人 Yoshiko Arakawa Butler See author's posts Tags: QQ, SNS, Tencent, Tiktok, WeChat, Weibo, オンラインショッピング, ショートビデオ, ソーシャルメディア, チャットアプリ, テンセント, 微信, 新浪微博 Continue Reading Previous ミュージカル映画『ラ・ボエーム』公開。舞台は1830年代パリから現代ニューヨークへ Recommend/オススメ記事 LIFE STYLE~ニューヨーク特集~[特派員コラム] アメリカ 海外の今を知る 海外の文化を知る ミュージカル映画『ラ・ボエーム』公開。舞台は1830年代パリから現代ニューヨークへ 1年 ago Keishi Tokura シンガポール 海外の今を知る SDGsで大注目!大豆原料の代替肉が今シンガポールで爆発的に大人気な理由は? 2年 ago ONECOSMOPOLITAN編集部 海外の今を知る 【2022年9月最新版】人気の海外旅行先はいつから行ける?~ハワイ、グアム、タイ、バリ、ベトナム、イタリア~ 2年 ago ONECOSMOPOLITAN編集部 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。