各国や日本の入国制限も大幅に緩和され、いよいよアフターコロナとなった世界――。
そうなると考えることは一つ、、、「海外旅行」ですよね。
異国の地を訪れ、これまで見たことのなかったものや経験したことのなかったものに触れる……。そうしたことは、私達の生活をより豊かにしてくれます。私達のメディアのコンセプトでもある「世界人になろう!」においても、とても重要な活動と言えます。
そこでワンコスモポリタンでは、世界中の名所をピックアップし、実際の体験やその国の人達が名所をどう捉えているのかをご紹介していきたいと思います。
今回は、注目を集めるASEANの中でもとりわけ人気のマレーシアの名所「ペトロナスツインタワー」についてとりあげます。
実際に訪れた編集長自らが、ペトロナスツインタワーの歴史や基本情報から、チケットなどの観光情報、そして現地レポートや周辺のおすすめ観光スポットまでを一挙に紹介します。
是非、参考にしてみてください。
ペトロナスツインタワーとは?
「日本と韓国が競争して作った」「韓国側のビルが傾いている」…そんな噂が有名なペトロナスツインタワーですが、1998年に完成したマレーシア・クアラルンプールにあるツインタワーです。その高さは88階建て452メートルで、当時としては高層ビルで世界一、ツインタワーとしては今も世界一の高さを誇ります。
イスラム教徒の国であるマレーシアのランドマークということで、モスクをモチーフにした尖塔があることも大きな特徴となっています。夜はライトアップされ、ツインタワーならではの建物としての美しさも相まって、夜景スポットとして多くの人に愛されています。
噂の真相は? ペトロナスツインタワーの詳細を現地レポート
「日本と韓国が競争して作った」という噂ですが…事実として、ペトロナスツインタワーは日本の企業と韓国の企業の合作です。タワー1が日本のハザマ、タワー2が韓国のサムスン物産が手掛けています。
そして、確かに29ヶ月で当時世界一の高さの高層ビルを建てるという競い合うような急激なペースで建設されています。この噂は、真実と言えそうです。
それでは、もうひとつの「韓国側のビルが傾いている」という話ですが、これは都市伝説の域を出ないようです。実際に訪れた私も明確な証拠を見つけることはできませんでした。
さて、ここからは実際に現地を訪れた体験をもとに、詳細についてレポートしていきます。
ペトロナスツインタワーは、中心のKLセントラル駅から地下鉄で約15分。クアラルンプール国際空港からも、特急電車(KLIAエクスプレス)を使えば1時間かからずに行ける場所にあります。
低層階にはショッピングセンターのスリアKLCCがあり、ブランドショップやスーパーマーケット、フードコートが入っています。さらになんとユニクロやISETANも出店していました。名所でもありながら、普通に便利ですね。
南エントランスを出るとカフェや公園があり、朝〜昼にかけて、ここでのんびり過ごすのもおすすめです。北エントランスには噴水公園があり、夜はタワーも噴水もライトアップされ、下から見上げる景色は圧巻。観光客はもちろん、ローカルの人たちも多く、賑わっていました。
ペトロナスツインタワーでできること
チケットの購入方法
なお、「スカイブリッジ」、「展望台」まで登りたいという方は、チケットを購入しツアーへ参加する必要があります。
現地でもオンラインでも購入は可能ですが、クアラルンプールの名所ということもあって、観光客が多いため当日ではなく事前に、それもなるべく早くオンラインで購入しておくことをおすすめします。
チケット代金は、大人が80RM、子供(3~12歳)が33RM、3歳未満は無料、シニア(60歳以上)42RMとなっています。
KLCC周辺でおすすめの観光スポット6選
そんな魅力的なペトロナスツインタワーですが、正直言って一日過ごすほどのボリュームがあるわけでもありません。ですので、周辺でおすすめの観光スポットをご紹介します。ペトロナスツインタワーと一緒にまわることで、大いにクアラルンプールを満喫できることでしょう。
1. KLCC公園
ペトロナスツインタワーの横にある公園。広さは約20ヘクタール。東京ドーム約4個分。公園内にはゴム素材が敷き詰められた1.3kmのジョギングコースもあるので、旅行中のちょっとした運動にもおすすめです。昼間でも噴水ショーが楽しめるのは、ポイントです。
2. KLCC水族館(Aquaria KLCC)
ペトロナスツインタワーから歩いて5分。ペトロナスツインタワーの下にあるショッピングモール、スリアKLCCから地下道を通っても行ける2005年に開館したクアラルンプールで初めての水族館。
クアラルンプール観光で日本人がなかなか行かない穴場と言われています。90mの水中トンネルがあり、ローカルの家族連れに人気。チケット代金は、大人が69RM、子供(3~12歳)が59RM、3歳未満は無料、シニア(60歳以上)49RMとなっています。
3. タパック・アーバン・ストリート・ダイニング
現地を訪れた編集長が一番おすすめしたい(あまり多くの人に教えたくない)ダイニングスポット。観光客というよりは、ローカルの人で賑わっています。ペトロナスツインタワーから歩いて5分の場所に、フードトラックが20台ほど集まっていて、安くて美味しいマレー系料理を中心に食べられます。こうしたローカルの人のみぞするスポットこそ、旅の醍醐味。是非訪れてみてください。
4. ブキッ・ビンタン地区
ペトロナスツインタワーから地下鉄で10分程度(歩いても15分程度)。クアラルンプールの渋谷と呼ばれ、観光客はもちろん、ローカルの若者も多く集まるエリアです。ブランド品のショップが多く入っているショッピングセンター・パビリオンやドンキホーテが出店しています。
特にクアラルンプール最大の屋台街と言われる、アロー通りがおすすめ。地元のマレー料理はもちろん、中華料理、東南アジア料理などが楽しめますよ。
5. チャイナタウン
工芸品などのお土産が買えるセントラルマーケット、レストランも豊富なペタリン通りなどの買い物スポットがあり、クアラルンプールの中でも観光客が多く訪れるスポットの一つ。
道教寺院「関帝廟」や、ヒンドゥー教寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院」など、歴史的な建物も多く、楽しめます。
6. KLタワー
高さ421m。通信塔としては東南アジアで一番の高さ。スカイデッキがあり、市街地を一望できます。スカイボックスと呼ばれる床が透明なガラス張りになっている部分もあるので、高所が得意な人はぜひ体験してみては?
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか? 今回は、マレーシアの名所であるペトロナスツインタワーを取り上げました。コロナ禍が過ぎ去り、こうした記事をどんどん増やしていけることを願っております。
ちなみに、マレーシアの公用語は「英語」。外国に旅行するにあたって「言葉がちょっと……」というアナタ、「英語」を少しでも喋れるようになると、現地でのコミュニケーションがぐっと楽になります。ワンコイングリッシュでは、日本在住の外国人が英語だけでなく文化などについても教えてくれます。他の先生や生徒とコミュニケーションが取れるイベントも盛りだくさんで、外国人の友人を作りたい方におすすめの英会話学校です。
体験レッスンも受付中ですので、是非活用をご検討ください。