【日本在住アメリカ人に聞いた!】知っておきたいアメリカの文化 ~留学、長期滞在、移住、短期滞在・旅行の参考に~

グローバル化が進む現代社会では、異なる文化への理解が私たちの視野を広げ、新たな価値観との出会いをもたらしてくれます。日本人にとって当たり前のことが、海外では全く違う意味を持つように、アメリカの文化や習慣は私たち日本人に新しい発見を与えてくれるでしょう。
本記事では、日本在住のアメリカ人にインタビューを行い、アメリカの文化や習慣について詳しく聞いてみました。留学や長期滞在、移住を考えている方はもちろん、旅行者の方にも参考になる情報をお届けします。
アメリカってどんな国? 日本からのイメージ
ハリウッド映画、自由の国、多様性、ファストフード、スポーツ…皆さんはアメリカと聞いて、どんなイメージを持ちますか?
アメリカ合衆国は北米大陸に位置し、50の州と首都ワシントンD.C.からなる連邦共和国です。世界第3位の人口を持ち、「人種のるつぼ」とも呼ばれる多文化社会が特徴です。テクノロジー、エンターテイメント、高等教育などで世界をリードする一方、地域によって気候や文化、生活様式が大きく異なります。
建国から約250年という比較的短い歴史ながら、「自由」と「機会平等」を重視する国として、様々な背景を持つ人々が「アメリカン・ドリーム」を追い求めています。そんな多様性と活力に満ちたアメリカの文化を、より深く理解していきましょう。
アメリカで暮らす/行くメリットについて
メリット1:多様性と包容力
様々な人種、民族、宗教の人々が共存する多文化社会です。異なる価値観や考え方に触れることで、視野が広がり、自分自身の可能性も広がります。「違い」を尊重する文化があるため、自分らしく生きやすい環境です。
メリット2:チャレンジ精神と機会の豊富さ
「挑戦」を評価する文化があり、年齢や経歴に関わらず新しいことに取り組める社会です。転職や起業のハードルが低く、「やりたいこと」に挑戦できる環境が整っています。失敗も経験の一部として受け入れる文化も特徴的です。
メリット3:便利さと実用主義
24時間営業の店舗、オンラインサービスの充実、効率を重視したシステムなど、便利さを追求する文化があります。実用性を重視する傾向があり、「使いやすさ」を第一に考えたサービスや製品が豊富です。
メリット4:自然の多様性と観光資源
国土が広大で、砂漠、山脈、湖、森林、海岸線など様々な自然環境があります。55の国立公園を含む保護地域では、大自然を体験できるアクティビティが充実しています。また、大都市から小さな町まで、それぞれ特色ある観光地が点在しています。
① 知っておきたいアメリカの文化(歴史)
―日本人が知らずにびっくりされたアメリカの歴史ってある?
アメリカの歴史は意外と「新しい」んです。日本が1000年以上の歴史を持つのに対して、アメリカが独立国家になったのは1776年で、まだ250年くらいしか経っていないんですよ。そのせいか、「古い」の定義が全然違います。日本だと100年の建物は「まあまあ古い」程度ですが、アメリカでは100年以上の建物はすごく「歴史的」とされるんです。
あとは、アメリカの歴史教育が「州ごとに違う」ことにも驚かれます。例えば、テキサス州では「テキサス革命」が重要な歴史として教えられますが、他の州ではほとんど触れられません。逆に、ノースイーストの州では植民地時代の歴史が詳しく教えられますが、西部の州ではあまり重視されません。だから、「アメリカ人が共通して知っている歴史」って意外と少ないんです。
また、「先住民の歴史」についての認識が変わってきていることも大きな変化です。かつては「西部開拓」という視点で教えられていたアメリカの拡大が、今では先住民への影響という観点から見直されています。歴史認識が変化している途上にある国なんです。
あと面白いのは「建国の父たち」への敬意です。ワシントンやジェファーソンなどの建国に関わった人々は、日本でいえば「神武天皇」レベルの扱いを受けることもあります。彼らの言葉は今でも政治的議論で引用されるし、彼らの意図を探ることが現代の問題を解決する手がかりになると考える人も多いんです。
―日本人にびっくりされたアメリカの習慣はある?
「個人主義」の強さには多くの日本人が驚くみたいです。例えば、子供が18歳になると家を出て独立するのが普通で、親も「巣立ち」を応援します。大学進学で親元を離れるのは当たり前だし、卒業後も実家に戻らないケースが多いです。「親の老後の面倒を見る」という概念よりも、「自分の人生を生きる」ことが優先される文化なんです。
あとは「フレンドリーさ」の表現方法ですね。初対面でもファーストネームで呼び合ったり、ハグをしたり、個人的な質問をしたりします。日本人からすると「なんでそこまで親しくするの?」と思うかもしれませんが、それがアメリカ流の距離感なんです。でも逆に、長期的な関係構築は日本ほど重視されていなくて、「知り合い」と「友達」の境界線が日本より曖昧です。
休暇の取り方も違います。日本のように全員が同じ時期に長期休暇を取る文化はなく、個人の予定に合わせて休みを取ります。だから、「お盆休み」や「ゴールデンウィーク」のような国全体で休む習慣がなく、年間を通じて小刻みに休暇を取るスタイルです。家族旅行も1〜2週間程度が一般的で、日本の3泊4日のような短期旅行はあまりしません。
あと、「訴訟文化」も日本人には驚きの対象です。問題があると比較的気軽に訴訟を起こす傾向があり、それを防ぐための免責事項や注意書きが至る所にあります。これは「権利意識」の表れでもあり、自分の権利を主張することが美徳とされる文化なんです。
② 知っておきたいアメリカの文化(コミュニケーション)
―アメリカ人のコミュニケーションで、日本と違うなーと思うポイントは?
アメリカでは「自己主張」が美徳とされます。会議でも全員が意見を言うのが当たり前で、黙っていると「興味がない」と思われることも。日本のような「空気を読む」という概念よりも、「はっきり伝える」ことが重視されるんです。これは学校教育でも同じで、子供のころから「自分の意見を言おう」と教えられます。
面白いのは「褒め合う文化」です。日本だと謙遜が美徳ですが、アメリカでは自分の成果や能力を適切にアピールすることが求められます。就職面接でも「私の強みは〇〇です」とはっきり言えることが評価されますし、友人同士でも「その服似合ってるね!」「その髪型いいね!」と気軽に褒め合います。
「雑談の内容」も違います。日本だと「天気」や「食べ物」などの無難な話題から始めることが多いですが、アメリカではいきなり「仕事は何をしてるの?」「どこ出身?」「家族は?」など、かなり個人的な質問から入ることも珍しくありません。これは失礼な行為ではなく、相手に興味を持っている証拠なんです。
「アイコンタクト」の重要性も大きな違いです。日本では目を合わせすぎると失礼に当たることもありますが、アメリカでは会話中に目を合わせないと「誠実さに欠ける」と思われがちです。特にビジネスシーンでは、しっかりとアイコンタクトを取ることが信頼構築において重要視されています。
あと、「笑顔」と「ポジティブさ」も特徴的です。特に接客業では常に笑顔でいることが期待されていますし、一般的な会話でも「ネガティブな話題」よりも「ポジティブな話題」が好まれます。日本のように「苦労話」で共感を得るよりも、「成功体験」や「楽しい経験」を共有する方が会話が弾むことが多いです。
―アメリカ人が会話で避ける話題とかって何かある?
アメリカでも「政治」と「宗教」は注意が必要な話題です。特に初対面の人や職場では、これらの話題は避けることが多いです。アメリカは政治的に二極化していて、民主党支持者と共和党支持者の間で意見が大きく分かれるため、雑談として政治の話をすると、思わぬ軋轢を生むことがあります。
「お金」の話も微妙です。日本以上に「いくら稼いでいるか」を直接聞くのはタブーとされています。特に「年収はいくら?」という質問は非常に失礼とされることが多いです。ただし、「家や車にいくら払ったか」といった特定の支出については、案外オープンに話すことも。複雑ですよね。
「外見」に関するコメントも要注意です。特に体重や年齢に関する発言は避けた方が無難です。「痩せた?」とか「太った?」といった日本では普通にあるような質問も、アメリカではかなり失礼に当たることがあります。ボディイメージに関する意識が高いこともあり、体型に関するコメントは特に敏感に受け止められます。
「健康問題」も微妙です。日本だと「風邪ひいたの?」と気軽に聞くこともありますが、アメリカでは個人の健康状態はプライベートな情報として扱われることが多いです。特にメンタルヘルスの問題は、最近オープンに話されるようになってきたとはいえ、まだ配慮が必要な話題です。
あとは「移民」や「人種」に関する話題も注意が必要です。アメリカは移民の国ですが、移民政策については意見が分かれることも多く、ステレオタイプや偏見を感じさせるような発言は特に気をつけるべきです。「どこの国出身?」は普通の質問ですが、「なぜアメリカに来たの?」と深く聞くのは避けた方がいい場合もあります。
③ 知っておきたいアメリカの文化(プレゼント)
―アメリカでは、友人・家族にどんなプレゼントをあげる?
アメリカでのプレゼント文化は「実用性」と「個人の趣味」を重視する傾向があります。例えば誕生日やクリスマスでは、相手が欲しがっているものや趣味に関連したものをよくプレゼントします。日本のようにブランド品や見栄えを重視するよりも、「本当に使ってもらえるもの」や「相手の興味に合ったもの」を選ぶことが多いです。
面白いのは「ウィッシュリスト文化」です。特にクリスマスや結婚式では、欲しいものリストを作って家族や友人に共有するのが一般的。日本人からすると「欲しいものを直接伝えるなんて…」と思うかもしれませんが、これは「相手に喜んでもらえるものを贈りたい」という気持ちからきているんです。Amazonなどのオンラインショップでウィッシュリストを作り、共有するのが普通です。
「ギフトカード」も非常に一般的なプレゼントです。日本だと「現金や商品券はちょっと…」という感覚もありますが、アメリカではお店やレストランのギフトカードは定番の贈り物です。特に遠方に住む人や、趣味をよく知らない相手へのプレゼントとして重宝されます。
ホームパーティーに招かれた時は「ホストギフト」を持参するのがマナーです。ワインやデザート、花束などが定番で、「手ぶらで行く」のは失礼とされることが多いです。ただし、「ポットラックパーティー」(参加者が料理を持ち寄るパーティー)の場合は、指定された料理や飲み物を持参するのがルールです。
また、「Thank you note(お礼状)」の文化も根強く残っています。特に結婚式の贈り物や大きなプレゼントをもらった場合は、手書きのお礼状を送るのがマナーです。最近はメールやテキストメッセージでのお礼も増えていますが、フォーマルな場面では今でも手書きのカードが喜ばれます。
―クリスマスや誕生日の他に、プレゼントを贈る機会ってある?
「感謝祭」はプレゼント交換はあまりしませんが、ホストへのギフトとしてワインや手作りの料理を持っていくことはあります。ただ、この日は物よりも「感謝の気持ち」を伝える日とされています。
「卒業」は大きなギフトを贈る機会です。高校や大学の卒業時には、家族や親しい友人から将来の役に立つものをプレゼントすることが多いです。ラップトップや時計、旅行券などの実用的で価値のあるものが定番です。
「引っ越し祝い」も一般的で、「ハウスウォーミングパーティー」に招かれた際は、観葉植物やキッチン用品、装飾品などを持参することが多いです。新しい家に役立つものや、家を彩るアイテムが喜ばれます。
「ベビーシャワー」はアメリカ特有の文化で、出産前に友人や家族が集まり、これから生まれてくる赤ちゃんのための贈り物をするパーティーです。ベビーベッド、ベビーカー、おむつなど、育児に必要なものをプレゼントするのが一般的です。こちらもレジストリ(欲しいものリスト)を作成することが多いです。
最近増えているのが「ジャストビコーズ(Just Because)」ギフトです。特別な理由や記念日がなくても、「ただあなたのことを思ったから」というシンプルな理由でプレゼントを贈る文化です。小さな気遣いや思いやりを示す行為として、特に親しい間柄で行われることが増えています。
④ 知っておきたいアメリカの文化(食文化)
―アメリカで、お袋の味と言えば?
アメリカ版「お袋の味」は地域や家庭によって本当に様々ですが、全国的に共通するものとしては「マカロニ&チーズ」が挙げられます。箱入りの商品もありますが、家庭ごとに秘伝のレシピがあったりします。チーズの種類や組み合わせ、パン粉をのせるかどうかなど、細かい違いがあって、それが「うちのママの味」になるんです。
「ミートローフ」も定番の家庭料理です。挽肉に玉ねぎやニンジン、パン粉、卵などを混ぜて焼いた料理で、家庭によって使う調味料や付け合わせが違います。ケチャップをかけたり、グレービーソースを添えたり、ポテトと一緒に出したり。「ママのミートローフが一番」と言う人も多いですね。
南部では「フライドチキン」が家庭料理の王様です。シークレットスパイスや漬け込み方法、揚げ方に家庭の味があります。サイドディッシュとして「マッシュポテト」や「コールスロー」、「コーンブレッド」などと一緒に出されることが多いです。
イタリア系アメリカ人家庭では「サンデーグレービー」と呼ばれるトマトソースとミートボールのパスタが日曜の定番料理です。一日かけてゆっくり煮込むソースは、家族が集まる日曜日の象徴的な料理になっています。
また、「チキンスープ」も風邪をひいた時や体調が悪い時に作ってもらう「ママの味」です。特に「チキンヌードルスープ」は、アメリカ人にとっての「おかゆ」のような存在で、具合が悪い時に食べると元気が出ると言われています。
―アメリカで、記念日に食べる食事はある?
「感謝祭」は最も食事と結びついた祝日です。七面鳥の丸焼き、マッシュポテト、グレービーソース、クランベリーソース、スタッフィング(パンの詰め物)、そしてパンプキンパイが定番メニュー。このメニューはほとんどの家庭で共通していて、アメリカ人なら誰でも「感謝祭の食事」と聞けばこの組み合わせを思い浮かべます。
「7月4日」の独立記念日はアウトドアでのバーベキューが主流です。ハンバーガーやホットドッグ、コーンオンザコブ(トウモロコシの蒸し焼き)、ポテトサラダなどを家族や友人と一緒に食べます。赤・白・青の色を使ったデザートも人気で、ブルーベリー、ホイップクリーム、イチゴを使ったケーキやパフェが定番です。
「スーパーボウル」はスポーツイベントですが、食文化とも深く結びついています。ウィングス(手羽先の唐揚げ)、ナチョス、ディップ、ピザなど、手で食べられる「フィンガーフード」が定番。友人を家に招いて試合を観ながら食べるのが一般的です。この日は全米でピザの配達が最も多い日でもあります。
「イースター」(春分後の最初の満月後の日曜日)には、ハムやラム(子羊)のロースト、スカロップドポテト、グリーンビーンキャセロールなどが定番です。デザートにはキャロットケーキやイースターエッグチョコレートを食べる習慣があります。
「セント・パトリックスデー」(3月17日)は、アイルランド系アメリカ人の祝日ですが、今ではほぼ全米で祝われています。コーンビーフとキャベツの煮込み料理や、グリーンビール(緑色に着色したビール)を飲む習慣があります。この日は緑色の食べ物や飲み物が人気です。
⑤ 知っておきたいアメリカの文化(その他)
―アメリカで人気のエンターテイメントって何?
「ライブスポーツ観戦」はアメリカを代表するエンターテイメントです。特にアメリカンフットボール(NFL)は日曜日の定番で、家族や友人と集まって試合を観るのが文化になっています。バスケットボール(NBA)や野球(MLB)、アイスホッケー(NHL)も人気です。面白いのは、これらの試合が単なるスポーツイベントではなく、ハーフタイムショーや様々な催し物を含む「総合エンターテイメント」になっていることです。
「映画」も重要な娯楽で、特に「サマーブロックバスター」と呼ばれる夏の大作映画は、家族や友人と映画館に行く定番の活動です。映画館での体験を重視する傾向があり、最近では4DXや大型スクリーン、豪華な座席を備えた映画館が人気です。同時に、Netflixなどのストリーミングサービスでの映画鑑賞も日常的になっています。
「テーマパーク」も人気で、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオなどの大型テーマパークには、全国から家族連れが訪れます。アメリカ人は「バケーション」の一環としてテーマパークを訪れることが多く、数日間滞在して様々なアトラクションを楽しむスタイルが一般的です。
「コンサート」や「ミュージカル」などのライブパフォーマンスも盛んです。ブロードウェイは世界的に有名ですが、地方都市でもツアー公演が行われることが多いです。夏には野外音楽フェスティバルが数多く開催され、キャンプしながら音楽を楽しむ若者も多いです。
最近では「エスケープルーム」や「VR体験」などの参加型エンターテイメントも人気が高まっています。特に若い世代を中心に、単に「見る」だけでなく「体験する」タイプの娯楽が注目されています。また、「ゲーム」も重要な娯楽で、eスポーツの普及とともに専門のゲーム施設やイベントも増えています。
―アメリカ人に人気のレストランってある?(外国人があまり行かないところ)
「ダイナー」は外国人観光客があまり行かないローカルなレストランです。24時間営業も多く、ボリューム満点の朝食メニューが特徴です。パンケーキ、ワッフル、オムレツなどが定番で、地元の常連客で賑わうことが多いです。特に週末の朝は家族連れで混雑します。Old-fashioned diners(昔ながらのダイナー)は50年代風のレトロな内装も魅力で、アメリカのノスタルジアを感じられる場所です。
「BBQジョイント」も地元の人に人気です。特に南部や中西部では、長時間かけて燻製にした肉料理を提供する店が地域の誇りになっています。テキサスのブリスケット(牛の胸肉)、カンザスシティのリブ、カロライナのプルドポーク(細かく裂いた豚肉)など、地域によって特色が異なります。地元の人しか知らないような場所にあることも多く、外国人観光客はなかなか見つけられません。
「ブランチスポット」も最近のトレンドです。週末の遅めの朝食を楽しむ文化があり、エッグベネディクトやアボカドトースト、ミモザ(シャンパンとオレンジジュースのカクテル)などを提供する店が人気です。地元の若者や家族連れで賑わうことが多く、コミュニティの集いの場にもなっています。
「フードトラック」も見逃せない存在です。移動式の屋台で、メキシカン、アジアン、フュージョン料理など様々なジャンルの料理を提供しています。ランチタイムには地元のオフィスワーカーで賑わい、週末には「フードトラックフェスティバル」が開催されることも。地元の人は行きつけのフードトラックを持っていることが多いです。
「ファーマーズマーケット」も食文化の重要な一部です。週末に開かれる市場で、地元の農家から直接新鮮な食材を買うことができます。単なる市場ではなく、食べ物の屋台やライブ音楽なども楽しめる社交の場になっています。地元の人々にとっては週末の定番アクティビティで、コミュニティの絆を強める役割も果たしています。
まとめ
アメリカの文化を知ることで、「多様性」や「自己表現」を重んじる価値観、「効率」と「実用性」を追求しながらも「伝統」や「家族の絆」を大切にするバランス感覚に触れることができます。
一見すると「個人主義」的な社会に見えるアメリカですが、感謝祭やスーパーボウルなどのイベントでコミュニティや家族の絆を確認する文化も根強く残っています。また、「フレンドリー」で「オープン」なコミュニケーションスタイルは、新しい出会いや可能性を生み出す土壌にもなっているようです。
日本とは異なる価値観や習慣に触れることで、私たち自身の文化や考え方を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。「自分らしさを大切にする」「チャレンジ精神を持つ」「多様性を尊重する」といったアメリカ文化の肯定的な側面は、グローバル社会を生きる私たちにとっても参考になる点が多いのではないでしょうか。
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